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あおい
あおい

投稿日 Sep 24, 2024, 更新日 Sep 24, 2024

新しい商品やサービスを開発するとき、サイト運営を始めるときなどにはマーケティングミックスのフレームワークが役立つこともあります。しかしマーケティングミックスの言葉の意味や、実際の活用の仕方が分からない方も多いと思います。

この記事では、マーケティングミックスの意味や目的、役立つ無料ツールについて詳しく解説していきます。

1.マーケティングミックスとは?

マーケティングミックスは、組織がマーケティング戦略を成功させるための4つの要素で構成されています。「マーケティングミックス」は 1940 年代後半に発生した言葉で、ハーバード大学のニール・ボーデン教授が、1953 年の米国マーケティング協会の演説で、この言葉を使用した事で知られています。

マーケティングミックスとは

1.1 マーケティングミックスの目的

4Pマーケティングミックステンプレートを使用すれば、会社の利益につながる4つの要素(製品、流通、プロモーション、価格)を簡単にマッピングすることができます。

これら 4 つの要素を視覚的に分析することで、新製品やサービスを市場に投入する際にベストな方法や戦略を選定できるようになります。

1.2 マーケティングミックスを行うメリット

効果的なマーケティングミックスを使用すれば、自社事業の強みを伸ばし、弱みを和らげ、競争力をさらに高め、市場に適応し、パートナーとコラボレーションすることが可能になります。

具体的には、マーケティングミックスがあることで、組織は以下のような問いへの答えを明確にすることが出来ます。

・顧客は誰か?

・顧客が抱える課題は何か?

・顧客がそれを解決できないのはなぜか?

・自社の製品やサービスは、その問題をどのように解決するのか?

・顧客や見込み客は、競合他社についてどのように感じているのか?

・顧客や見込み客が購入を決める動機は何か?

2.マーケティングミックスにおける4p,4cとは何か?

マーケティングミックスのメリット

2.1 マーケティングミックスにおける4pとは

4pとは、企業の視点からマーケティング戦略を考えるためのフレームワークです。4pには、プロダクト(製品)、プライス(価格)、プロモーション(宣伝活動)、プレイス(流通)の4つの視点が含まれます。製品と価格、プロモーション、流通という4つの視点から、製品の魅⼒や企業からのメッセージを顧客へ伝えるための⽅法を決定します。

以下で、各「P」の意味と考え⽅を説明します。

① 製品(Product)

製品についての戦略は、4pの中で最も重視するべき要素です。まずはターゲットとする顧客に提供する製品の価値を考えて、製品コンセプトを決定します。

ただし、製品コンセプトが決まったら、すぐに売り出せるというわけではありません。技術や製品の⽣産⽅法、パッケージ、サポートなどのサービスを組み合わせて、ようやく商品として完成するからです。

コンセプトとは「概念」を意味する⾔葉です。たとえば、同じ⾃動⾞でも乗り⼼地の快適さや積載量を重視したファミリーカーと、スタイリッシュなデザインやスピードを追求したスポーツカーでは、製品の価値やイメージは⼤きく変わるでしょう。このように、製品に付与する概念によって、商品の魅⼒が決まります。

② 価格(Price)

価格戦略は、マーケティングにおいて⾮常に重要なポイントです。価格を⾼く設定すれば企業が得られる利益も⼤きくなりますが、⾼すぎると商品は売れなくなってしまいます。

逆に、価格が低いと商品は売れても利益が出ません。そこで、価格設定はコストと価格相場、ブランディング、マーケティング戦略の4つの視点から考える必要があります。

③ プロモーション(Promotion

プロモーションとは、自社がターゲットとする顧客や流通業者に対し、製品の存在を知らせるための戦略や手法を指します。製品の価値や機能が効果的に伝われば、意図的にニーズを⽣み出すことも可能になります。

プロモーションの手法は、新たなニーズを作る戦略PRや、オウンドメディアやブログなどWebを通して情報を発信するコンテンツマーケティングなどが挙げられます。さらに、テレビで放送されるCMなどのマス広告も、商品やブランドの知名度を高めるには効果的なプロモーション⼿法です。

④ 流通(Place)

流通とは、簡単にいえば製品を顧客に届けるための経路のことです。流通経路や販売力、契約内容など、様々な要因が重なっているポイントです。

2.2 マーケティングミックスにおける4cとは

マーケティング戦略

4Pが企業視点なら、「4C」は顧客視点のフレームワークです。4Cに含まれる視点は、カスタマーバリュー(顧客の価値)、カスタマーコスト(顧客負担の費⽤)、コンビニエンス(顧客の利便性)、コミュニケーション(情報流通)の4つです。これらの頭⽂字をとって4Cと呼ばれています。顧客の視点から製品の利便性やコストを⾒直し、商品をスムーズに顧客に届けることが主な⽬的です。

以下で、各「C」の意味と考え⽅を詳しく説明します。

① 顧客の価値(CustomerValue)

カスタマーバリューとは、商品を購入したり、サービスを利⽤したりする際に、顧客が得られるメリットのことです。

顧客が求める価値とは、商品の仕様や性能だけで決まるとは限りません。その製品を手に入れることで得られる優越感、使うと楽しい気分になるなどの感情的な利益、アフターサービスなども価値に含まれます。また、顧客が抱える問題を解決してくれることも、製品に期待される価値の⼀つです。

② 顧客にとっての費⽤(Cost)

カスタマーコストは、「4P」の要素である「価格」と対になる要素で、商品やサービスを利⽤するために顧客が負担するコストを指します。ただし、⾦銭的なコストだけではありません。時間的なコストや労力的なコスト、⼼理的なコストも含まれます。

③ 顧客とのコミュニケーション(Communication)

コミュニケーションは、「4P」の1つである「プロモーション」と対になる要素です。⽂字通り顧客と企業とのコミュニケーションのことを指します。マーケティング戦略を成功させるには、売り手と買い⼿の間で交わされるコミュニケーションが⽋かせません。プロモーションの方法は、ダイレクトマーケティングやコンテンツマーケティングなどさまざまです。

④ 顧客の利便性(Convenience)

コンビニエンスとは、顧客にとっての利便性のことです。「4P」を構成する要素である「流通」と対になっています。どれだけ優れた製品やサービスでも、入手出来る場所があまりに限られてしまうと、購⼊にはつながりません。そのため、顧客の視点から購⼊のしやすさや利便性を考慮したうえで、流通チャネルを整えていく必要があります。

3. マーケティングミックスのテンプレートには無料のboardmix

マーケティング戦略策定ツール

3.1 マーケティング戦略のフレームワークとして使える

boardmixでは、マーケティング戦略のフレームワークに適したテンプレートが元から備わっています。

このようなフレームワークはエクセルなどで作るよりもこのような専用のツールを使ったほうが作業量が減ってとても楽なのです。しかもboardmixは無料ですので、気軽に手を出すことが出来るでしょう。下の画像は4Pを分析する際に使えるテンプレートです。

マーケティング戦略フレームワーク

3.2 無料なのに豊富なテンプレート数

boardmixでは4p分析の他にも、下の画像のように多くのテンプレートが利用可能となっていますので、あらゆるビジネスシーンに対応しています。

マーケティング戦略テンプレート

3.3 クラウド上でビジネス仲間と即共有可能

マーケティングを行う仲間に、プロジェクトの進行を知らせたいときもあると思います。boardmixではクラウド上で即共有可能ですので、チームでプロジェクトを進めるような場面にも最適なツールとなっています。

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まとめ

本記事では、マーケティングミックスとは何か、そしてその効果的な活用方法と活用に適したツールについて紹介してきました。

買い手視点の4Cと売り手視点の4Pは売り手視点でマーケティングを捉えたものですが、相反するものではありません。両方の視点を意識しながらマーケティング戦略を策定することが重要です。

そしてこれらを明確にするために、ぜひboardmixの無料テンプレートを使ってみてください。

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