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あおい
あおい

投稿日 Feb 16, 2023, 更新日 Aug 16, 2023

データフローってどんな時に活用するの?データフローを作成するにはどんなツールがあるのかな。こんな悩みをお持ちのビジネスパーゾンへ。

本記事では、データフロー図に関する基礎的な説明から、書き方やおすすめの編集ツールまで丁寧にお伝えします。

1. データフローとは

データフローとは

1.1 データフロー図(DFD)とは

ビジネスにおいての、システムやプロセスにおけるデータの流れを表した図のことです。

例えば、インターネットで物を買ったとします。すると、システムの中では以下の処理が行われます。

  • 顧客が注文を送信する
  • システムは、商品の在庫データから在庫数を確認する
  • 注文内容を売り上げデータに登録する
  • 商品を発送する

これらの処理のデータの入出力や処理内容によって順を追って表したものがデータフロー図です。元来はプログラミング業界で用いられるのが定説でしたが、他業務でも使われるようになりました。

システム開発においては、データフロー図と同じようなものにフローチャートというものがあります。ですが、フローチャートは条件判定や繰り返しなどの処理の制御を表すのに対して、データフロー図はデータそのものの動きを表します。

1.2 データフロー図の目的

データフロー図の目的

データそのものの動きを把握することによりバグを減らすことができます。

また、データに関連する処理をメンバーと共有することができるため、認識のズレが生じません。それによって、スムーズに業務を勧められるのです。

2.データフロー図の書き方

データフロー図の書き方

データフロー図とは、どのように書くものなのでしょうか。

前の見出しで見ていただいたようなデータの流れを図で表しましょう。それでは、具体的に順を追って説明します。

まずはデータフロー図で使う主なオブジェクトを示します。

  • 外部エンティティ…データの発生源または行先
  • プロセス…データを加工する過程
  • データストレージ…データの集まり
  • データフロー(矢印)…データの流れ

これらを使った、具体的な書き方を書いていきます。

  • プロセスは入出力を伴って書く

外部からの入力を受けて結果を出力する過程をプロセスと言います。

分かりやすく言うと、カフェで客が注文をする処理を考えます。顧客から、オーダーが入ることを注文というプロセスとなりますね。このプロセスの定義は、顧客が入力、出力はオーダーです。

  • データの流れを表す

矢印でデータの動きを表しますが、これは処理をする順序ではありません。この処理を受けて、データが出力されるという物理的な流れを表しています。

  • 各要素には必ず名称を付ける

前半でお伝えした4つのシンボルそれぞれは名称が必要です。

データフロー図において、「データ間の動きがそれを使ってデータAがBというプロセスを通してCというデータになる。」という説明ができます。

データの動きを示すデータフローの名称はデータフロー図において一番重要なもの。入出力のデータに関連する処理となるので、データの名称を先に決めてからつけるといいでしょう。

3. データフロー図の作成ツールおすすめ5選

データフロー図を作成するにはオンラインのツールを使うと便利です。データフロー図を作成するのにおすすめの5つのツールをご紹介します。

3.1 boardmix

データフロー図作成ツール Boardmix

boardmixは2022年にラウンチされた最先端の無料オンラインホワイトボードです。ビジネスに役立つ図表やスケジュール管理のテンプレートが40種類以上用意されています。

複数メンバーによる同時の編集も可能ですから、チーム開発にも適しています。

3.2 miro

データフロー図作成ツール miro

全世界で4500万人のユーザーに支持されているオンラインホワイトボードです。UI作成やプロダクト管理など多様なニーズに対応しています。

セキュリティ面でも優れていて、プロジェクト管理の課題を解決するのに適しています。

3.3 astah

データフロー図作成ツール astah

ソフトウェア開発に向けて作られた、設計やフレームワークのためのアプリケーションです。

メンバーによるコラボレーションや、プラグインを利用できるなどの付加価値が多いのがポイントです。サポート体制も整っていて、お客様へのサービスを第一としています。

3.4 edrawsoft

データフロー図作成ツール edrawsoft

製図に特化したマルチプラットホームのソフトウェアです。プレゼンテーション、UML図などの200種類以上のテンプレートを利用できます。無料ダウンロードで、このソフトウェアをお試ししてみてはいかがでしょう。

3.5 draw.io

データフロー図作成ツール draw.io

フローチャートなどの図などを作成するためのアプリケーションです。完全無料で利用できて、会員登録も不要でおすすめなところ。レイヤーが利用できることやHTML形式に出力できるのも魅力です。

4. boardmixを利用したデータフロー図作成

4.1 Boardmixのおすすめポイント

データフローを作成するのに、boardmixをおすすめするポイントがあります。順に説明します

  • 利用登録が無料で簡単

簡単な手順で、アカウントを作成したらすぐに利用できます。以下のアドレスがトップページです。https:// Boardmix.com/jp/メールアドレスか、googleアカウント等があれば簡単に登録ができます。

  • 豊富な機能がデフォルト搭載

boardmixをおすすめする理由の1つは無制限のリソースとファイルを利用できることです。無料会員でもこの機能を使えるので、プロジェクト管理が便利になります。また、ファイルの利便性を拡張するプラグインも充実しています。

  • カスタマーサポートが充実している

アプリケーションやサービスに関するサポート体制が魅力の1つです。利用方法を始め、アプリケーションのカスタマイズなどのお問い合わせもいつでも承ります。

アカウント登録すると、専任のスタッフがついてあなたの事業を全力でバックアップします。boardmixサポートグループというアプリで行うサポートも始まったのでご利用されてもいいですね。

4.2  boardmixでデータフローを作成する方法

boardmixでデータフロー図を作成

boardmixでデータフローを作成する手順をお伝えします。

  • 新規ファイルを作成する

アプリケーションのトップページから、上段のファイルを選択するメニューからNew whiteboardで白紙のファイルを作成します。

  • データフローを作成する

左のツールバーから、Shapeというメニューを選択します。(丸と四角のアイコン)Shape libraryというメニューが表示されるので、その中からDataflowDiagramを選択します。すると、外部エンティティやプロセスなどデータフローに必要なオブジェクトが表示されます。オブジェクトを選択してデータフローを作成しましょう。

  • コメントや説明文を記述する

boardmixはオンラインでの開発のためのアプリケーションです。チームのメンバーに情報を共有できるようにファイルの説明やコメントなどを残しておくとプロジェクトが進めやすくなります。

  • リンクを共有する

右上のメニューバーからShareと書かれているボタンを押下します。リンクをシェアするというメッセージの下のボタンが右になっていたら共有できます。Copyボタンを押下するとリンクがコピーされるので、このリンクをメンバーに送信しましょう。

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5.まとめ

データフロー図記事

データフローに関する記事を読んでいただきありがとうございました。ここで、今回の記事の内容を簡単におさらいしましょう。

まずはデータフローの説明です。データフロー図とは、データの流れを表した図のことを言います。単に、データ間または外部エンティティとの入出力に関連する情報となります。よって、アルゴリズムやフローチャートなどのように制御や条件判定や処理の順序は表していません。

また、データフローがあることによって共通認識が生じてスムーズにプロジェクトを進められます。次の見出しでは、データフローの書き方を説明しました。データフロー図では、外部エンティティ、プロセス、データストレージ、データフロー(矢印)の4つのオブジェクトを使用します。

これらを使ってデータフロー図の書き方は以下の通りです。

・プロセスは入出力を伴って書く

・データの流れを表す

・各要素には必ず名称を付ける

データフロー図を作成、または編集するにはオンラインでのツールが便利です。そこで、おすすめの編集ツールを特徴と共にご紹介しました。以下の5つで、いずれも無料会員から始められます。

  • boardmix
  • miro

  • astah

  • edrawsoft

  • draw.io

中でもboardmixをおすすめします。期間制限なしで簡単に無料会員登録で、すぐにアプリケーションの導入ができます。無料会員でも豊富な機能そしてカスタマーサポートが充実しているので検討している方はアクセスしてみてもいいですね。また、アプリケーションを使ったデータフロー図の作成方法をお伝えしました。チーム開発にも適しているので、boardmixを活用しましょう。

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