新しい手帳を買った日、真っ白なページを見て「よし、今日から頑張るぞ」と思ったことはありませんか。資格試験の勉強を始めるとき、ダイエットを決意したとき、あるいは新年の抱負を立てたとき、多くの人がまず手に取るのが「デイリープランナー」です。
日本では昔から手帳文化が根強く、ほぼ日手帳やシステム手帳など、自分に合った1冊を探すこと自体がひとつの楽しみになっています。とはいえ、市販の手帳がしっくりこない、もっと自分の生活リズムに合わせたレイアウトが欲しい、そんな悩みを持つ人も少なくありません。この記事では、無料で使えるデイリープランナーのテンプレートを5つ紹介しながら、作成時に気をつけたいポイント、そしてオンラインツール「Boardmix」を使って自分だけのプランナーをゼロから作る方法まで、順番に解説していきます。
無料で使えるデイリープランナー テンプレート5選
まずは目的別に使いやすいテンプレートを5つ見ていきましょう。どれも特徴が異なるので、自分の生活スタイルに近いものを選ぶと続けやすくなります。
1. シンプルなデイリープランナー
いちばんオーソドックスなのが、時間軸に沿って予定を書き込んでいくタイプのプランナーです。左側に時間帯、右側にやることを書くだけのシンプルな構成で、Excelでもすぐに作れます。
このタイプの良さは、とにかく迷わないことです。項目が少ないぶん、毎朝の記入も1〜2分で終わります。一方で、タスクの優先順位までは表現しづらいという弱点もあるので、忙しい日が多い人は「やることリスト」と「その他メモ」の欄を追加しておくと使い勝手が良くなります。

2. 学生向けの円形スケジュール表
学生時代、時間割を円グラフのような形で書いた記憶がある人もいるのではないでしょうか。1日24時間を円状に配置し、授業やアルバイト、部活の時間を色分けして書き込んでいくスタイルです。
夏休みや冬休みなど、長期休暇中の生活リズムが崩れやすい時期に特に効果を発揮します。1日の使い方を視覚的に把握できるので、「なんとなく1日が終わってしまった」という感覚を減らせるのが特徴です。資格試験の勉強計画を立てる社会人にも応用しやすいレイアウトです。

3. 食事管理と目標設定を組み合わせたプランナー
ダイエットや体調管理を目的とする場合は、食事記録の欄がついたプランナーが便利です。朝食・昼食・夕食・間食をそれぞれ記入する欄に加えて、水分摂取量や運動時間を記録できるようにしておくと、生活習慣の見直しがしやすくなります。
食事記録アプリを使っている人も多いと思いますが、手書きやシンプルな表形式で管理すると、後から1週間分をまとめて振り返りやすいというメリットがあります。数字だけでなく「今日は間食が多かった」といった気づきをメモしておくと、次の日の行動につながりやすくなります。

4. To-Doリスト中心のプランナー
時間帯よりも「やるべきこと」を軸に管理したい人には、To-Doリスト型のプランナーがおすすめです。タスクを書き出し、優先度の高いものから順に片付けていくシンプルな方式で、オフィスワークをしている人との相性が良いレイアウトです。
時間割型との違いは、時間に縛られずタスクの完了を軸に1日を組み立てられる点にあります。急な会議や予定変更が多い職場では、時間ごとの計画よりもタスク管理型のほうがストレスなく続けられることがあります。チェックボックスを付けておくと、達成感も得やすくなります。

5. 日記スタイルのプランナー
その日の天気、気分、支出、出来事などをまとめて記録するタイプのプランナーです。ほぼ日手帳のように「1日1ページ」でじっくり書き込むスタイルに近く、自分の生活を丁寧に振り返りたい人に向いています。
タスク管理としての機能は薄めですが、記録を続けることで自分の気分の波や生活パターンに気づきやすくなるという副次的な効果があります。仕事の効率化というよりも、生活の質を高めたい人向けの選択肢と言えるでしょう。

デイリープランナーを作る時に気をつけたい3つのポイント
テンプレートを選んだあとに大切なのが、実際に自分用にカスタマイズする際の考え方です。ここでは3つのポイントに絞って紹介します。
1つ目は、目的をはっきりさせることです。 ダイエットが目的なら食事や運動の欄を重視し、資格試験の勉強が目的なら学習時間の記録を厚くするなど、プランナーの構成は目的によって変わってきます。あれもこれもと欄を増やしすぎると、かえって続かなくなるので注意が必要です。
2つ目は、自分の生活リズムに合わせて時間帯を設定することです。 一般的な勤務時間である9時から18時を基準にしつつも、朝型の人であれば5時起きの欄を、夜型の人であれば深夜までの欄を用意するなど、実際の生活に即した設計にしましょう。理想の生活リズムに合わせて作ってしまうと、書き込むこと自体が負担になってしまいます。
3つ目は、シンプルにまとめることです。 よく「三日坊主」という言葉がありますが、プランナーが複雑すぎると、まさにこの状態に陥りやすくなります。最初から完璧な形を目指すのではなく、まずは最低限の項目だけで1週間続けてみて、足りない部分があれば少しずつ項目を足していく、という進め方のほうが結果的に長続きします。
Boardmixで自分だけのデイリープランナーを作る方法
既存のテンプレートではしっくりこない場合は、オンラインホワイトボードツール Boardmix を使って、ゼロから自分専用のプランナーを作ることもできます。無料で始められるうえ、パソコンでもスマートフォンでも編集できるので、外出先で予定を確認したいという人にも向いています。作り方は次の4つのステップです。

ステップ1:A4サイズのフレームを作成する
まずキャンバス上にA4サイズのフレームを配置します。印刷して使いたい場合はこのサイズを基準にしておくと、あとで手直しする手間が省けます。
ステップ2:表機能で時間帯ごとのスケジュール欄を作る
表機能を使って、時間帯とタスクを記入する欄を作成します。行と列の数は自由に調整できるので、朝・昼・夜の3区分にするか、1時間単位にするかは自分の生活スタイルに合わせて決めましょう。

ステップ3:カンバンボードでTo-Doリストを作成する
Boardmixにはカンバンボード機能が備わっているため、「未着手」「進行中」「完了」といった列を作り、タスクをカードとして移動させながら管理できます。視覚的に進捗が分かるので、タスクが多い日でも状況を把握しやすくなります。
ステップ4:付箋機能でメモ欄を追加する
最後に、付箋(ふせん)機能を使って、気づいたことやその日のメモを自由に書き込めるスペースを作ります。固定の項目に縛られない自由記入欄があると、突発的な予定変更にも柔軟に対応できます。
個人で使う場合はこのままPDFやExcel形式でダウンロードして印刷することもできますし、チームで使う場合はそのままオンライン上で共有し、複数人で同時に編集することも可能です。プロジェクトの進行管理や、チーム全体のスケジュール共有にもそのまま応用できる点は、紙の手帳にはない強みと言えるでしょう。
まとめ
デイリープランナーは、既製品のテンプレートをそのまま使うのも良し、自分の生活に合わせて少しずつ手を加えていくのも良し、正解はひとつではありません。大切なのは、完璧な1冊を最初から目指すのではなく、実際に使いながら自分に合った形に近づけていくことです。まずは今回紹介したテンプレートの中から気になるものを試してみて、続けやすさを実感しながら、必要な項目を足し引きしていくと良いでしょう。
個人の記録用としてはもちろん、チームでのタスク共有やプロジェクト管理まで幅広く対応できるという点では、Boardmixのようなオンラインツールを選択肢に入れておくのも一つの方法です。まずは無料プランで、自分だけのデイリープランナー作りを試してみてはいかがでしょうか。