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あおい
あおい

投稿日 Jun 16, 2026, 更新日 Jun 16, 2026

リモートワークが定着して以来、オンラインのホワイトボードツールへの注目は高まり続けています。付箋を使ったふりかえり、アイデア出し、プロジェクトの可視化など、チームで「一緒に考える」場面に欠かせない存在になってきました。

その中でも特によく名前が挙がるのが、MiroとFigJamです。どちらも機能が充実していて、使い勝手も良い。世界中のチームが使っているという実績もある。にもかかわらず、日本企業の現場ではこんな声が絶えません。

「Miroを試してみたら便利だったのに、情シスから使用禁止と言われた」

「FigJamをチームに展開しようとしたら、セキュリティ審査が通らなかった」

製造業・金融・医療・官公庁など、情報管理の基準が厳しい業界では、海外のクラウドサービスに業務データを預けること自体が、社内のセキュリティポリシーに抵触するケースがあります。Slack・GitHub・外部のドキュメントツールと同じように、ホワイトボードツールも「便利だけど使えない」カテゴリに入ってしまう組織は少なくありません。

この記事では、MiroとFigJamを機能・セキュリティ・プライベートデプロイの観点で比較し、それぞれがどういった組織に合っているかを整理します。また、記事の後半では、「データを社外に出せない」という要件に応えるBoardmixのプライベートデプロイ機能についても紹介します。

第1章:MiroとFigJamの基本的な違い

同じ「ホワイトボードツール」というカテゴリに分類されることの多いMiroとFigJamですが、そもそもの設計思想がかなり異なります。どちらがよいか以前に、それぞれが「何のために作られたか」を理解しておくことが大切です。

Miroが目指していること

miro

Miroは「ビジュアルコラボレーションプラットフォーム」を掲げており、ホワイトボード機能を起点に、マインドマップ・ダイアグラム・カンバンボード・ロードマップ・ワイヤーフレームなど、幅広いビジュアル作業を1つの場所で完結させることを目指しています。

利用者は世界で9,000万人以上にのぼり、日本でもNTTコミュニケーションズ・三菱電機・富士通など大手企業での導入事例が公開されています。開発チーム・デザインチーム・経営企画・人事部門など、職種や業務を問わず使えるよう設計されているため、「全社展開」に向いているという評価があります。

FigJamが目指していること

figjam

FigJamはデザインツールのFigmaが提供するホワイトボード機能です。その生い立ちからもわかる通り、デザインチームのコラボレーションを中心に設計されています。

最大の特徴は、FigmaファイルとFigJamボードがシームレスに連携できる点です。デザインレビューをFigJam上で行い、その結果をそのままFigmaのコンポーネントやファイルに反映できるため、デザイン工程での「ホワイトボードから実作業への移行」がスムーズです。

ただし、このメリットはFigmaを使っているチームにとってのメリットです。デザイン職が関わらない業務、たとえば営業のKPT振り返りや経営企画のロードマップ整理には、少し使いにくさを感じる場面があります。

第2章:機能を比べる

基本機能の共通点

2つのツールはいずれも、付箋・テキスト・図形・画像の配置、リアルタイムでの共同編集、テンプレートの使用といった基本機能を備えています。使い始めに特別なトレーニングが必要なレベルではなく、試してみればすぐに操作感はつかめます。

Miroが得意なこと

Miroが特に強いのは、テンプレートの豊富さと外部ツールとの連携です。ふりかえり・スプリント計画・カスタマージャーニーマップ・インパクトマッピングなど、数千種類のテンプレートが用意されており、「使いたいフォーマットが見つからない」ことはほとんどありません。

外部連携においては、Jira・Confluence・Slack・Google Drive・Microsoft Teamsなど、業務でよく使われるツールとの接続が充実しています。特にJiraとの連携は深く、Jiraのチケットをそのままボード上に表示・編集できるため、アジャイル開発チームからの支持が高いです。

エンタープライズプランには「Enterprise Guard」と呼ばれる機能があり、機密データの検出・保護・コンテンツのライフサイクル管理を自動で行います。ISO 27001・SOC 2・GDPRなど主要なセキュリティ認証もそろっており、コンプライアンス面での対応実績は豊富です。

FigJamが得意なこと

FigJamの強みは、Figmaとの連携に尽きます。FigJamでアイデアを出して整理したものを、Figmaの実制作ファイルに直接リンクできるため、「ホワイトボードで話し合ったことがデザインに反映されない」という問題が起きにくくなります。

テンプレートはMiroより少ないですが、デザイン思考・UXリサーチ・スプリントレトロスペクティブなど、デザインチームが使う場面のものは充実しています。FigmaのUIに慣れているメンバーであれば、ほとんど学習コストなしに使い始められるのも現実的なメリットです。

また、1人あたり$3/月からというFigmaの既存プランに含まれる形で使えるため、すでにFigmaを導入しているチームにとってはコスト面でも合理的な選択です。

機能比較の一覧

比較項目MiroFigJam
テンプレート数数千種類300種類程度
マインドマップ△(限定的)
ダイアグラム
カンバンボード
ロードマップ
ワイヤーフレーム
Figmaとの連携△(インポートのみ)✅(ネイティブ)
Jira連携
Slack連携
AI機能
対象ユーザー全職種デザインチーム中心

 

miro figJam 比較

第3章:セキュリティとデータ管理の比較

機能の差以上に、日本企業のツール選定に影響しているのがセキュリティ面の要件です。この章では、MiroとFigJamがどういったセキュリティ体制を持っているかを確認します。

国際認証と対応基準

MiroはISO 27001・SOC 2 Type II・GDPR・ISO 42001などの認証を取得または準拠しており、セキュリティへの取り組みについては業界標準を上回る水準を維持しています。Capterra・G2・TrustRadiusでのレビューにおいても、2万件以上の評価を受けており、信頼性という点では実績があります。

FigJamはFigmaのセキュリティインフラに依存しています。FigmaもISO 27001・SOC 2・GDPRへの対応を行っており、エンタープライズプランではSSOや高度な権限設定も利用できます。

この点だけを見ると、どちらも一定のセキュリティ基準を満たしているように見えます。しかし、日本企業にとって本当に重要なのは、認証の有無ではなく「データがどこに置かれるか」です。

データの保存場所という根本的な問題

MiroのデータはMicrosoft Azureのクラウドインフラ上に保存されます。主なリージョンは米国・EUです。日本国内のリージョンを指定したり、自社のサーバーに展開したりすることは、基本的に対応していません。

FigJamも同様です。Figmaのインフラを利用している以上、データの保存先は基本的に米国のサーバーになります。Figmaはこの点について情報開示を行っていますが、「日本国内完結型」の運用を求める組織には対応できない構造になっています。

つまり、どちらのツールも、海外サーバーへのデータ転送を禁止している組織や、社内ネットワーク内でのみ業務データを扱うことを求められている組織には、そもそも導入の選択肢に入らないケースがあります。

SSO・アクセス管理の対応状況

Miroのシングルサインオン(SSO)対応はエンタープライズプランのみです。権限設定はボードやワークスペース単位で行えますが、より細かい管理をしようとするとエンタープライズ機能が必要になります。

FigJamの場合、SSOはFigmaのOrganizationプラン以上が必要です。権限設定はFigmaのチーム管理機能に依存するため、FigJam単体で細かい管理を行う設計にはなっていません。

操作ログと監査への対応

金融機関・医療機関・官公庁など内部統制の要件が厳しい組織では、「誰がいつどのデータにアクセスして、何をしたか」を記録できる監査ログが必須になります。

Miroはエンタープライズプランの範囲で一部の操作ログ機能を提供していますが、保存期間や出力形式など、管理の柔軟性には制限があります。FigJamには独立した操作ログ機能はほとんどなく、Figmaの管理コンソール上での確認に限られます。

セキュリティ比較の一覧

セキュリティ要件MiroFigJam
ISO 27001 / SOC 2
GDPR 対応
SSO 対応エンタープライズのみ上位プランのみ
データ保存先の選択
日本国内サーバー展開
社内ネット(イントラ)対応
詳細な権限管理△(上位プランのみ)△(Figma依存)
操作ログ△(上位プランのみ)
プライベートデプロイ

第4章:価格を比較する

Miroの料金体系

Miroには無料プランがありますが、利用できるボードは3つまでに制限されます。チームでの本格利用にはStarter($8/シート/月)またはBusiness($20/シート/月)が必要です。エンタープライズプランはカスタム見積もりになります。

大規模展開で注意が必要なのは、閲覧のみのメンバーについての課金ルールです。プランによっては、ボードを見るだけのメンバーにもシート料金が発生するケースがあり、参加者が多い組織では想定より大きなコストになることがあります。

miro

FigJamの料金体系

FigJamは単体での料金よりも、Figmaとセットで考えることが多いです。Figma Professionalプランには$3/シート/月のFigJamが含まれており、すでにFigmaを契約しているデザインチームには追加コストが少ないという利点があります。

ただし、デザイン以外の部門にも展開しようとすると、FigmaとFigJamの両方のライセンスコストを合算して考える必要が出てきます。デザイナーだけが使うのであれば割安ですが、全社展開を検討する場合はMiroと改めてコストを比較する価値があります。

figjam

ツールのコストだけで考えない

ここで少し視点を変えてみます。ツールの月額費用だけを比較するのは、実は判断基準として不十分です。

もし機密情報がクラウドサービスを通じて外部に流出した場合、企業が負うコストはライセンス費用とはまったく異なる次元になります。顧客や取引先への対応、法的対応、そして社会的信用の損失は、事前に金額で見積もることができません。セキュリティポリシーを満たせるかどうかという判断は、コストの計算より先に行うべき問いです。

第5章:どちらを選ぶべきか

Miroが向いているケース

Miroは、デザインチームだけでなく事業部門・開発チーム・経営層など、複数の職種が横断的に使うことを想定した全社展開に向いています。Jira・Confluence・Slackなどのツールをすでに使っているチームには特にスムーズに導入できます。

テンプレートの豊富さと機能の幅広さを活かした使い方(アジャイルセレモニー・ワークショップ・プロジェクト管理)が得意で、1つのツールでさまざまな業務をカバーしたい組織に向いています。クラウドへのデータ保存に問題がない組織であれば、Miroは現時点でも有力な選択肢です。

FigJamが向いているケース

FigJamはFigmaを使っているデザインチームに向いています。デザインレビュー・スプリントレトロスペクティブ・UXリサーチのセッションを、FigmaとシームレスにつないだワークフローでFigJamは使えます。デザイナーを中心にホワイトボードを使う組織で、かつFigmaのライセンスをすでに持っているなら、FigJamは自然な選択です。

逆に、デザインチーム以外が主体となる場面や、Figmaを使っていない組織での展開には向きません。

両ツールに共通する制限

一方で、MiroもFigJamも「データを自社管理下に置けない」という共通の制限があります。社内ネットワーク内でのみ業務データを扱いたい組織、海外サーバーへのデータ転送を禁止している組織、または詳細な操作ログを取得して内部統制に活かしたい組織には、どちらのツールもその要件を満たせません。

製造業の設計情報・金融機関の顧客データ・官公庁の行政情報など、厳しい情報管理が求められる場面では、この制限はツール選定から除外する理由になります。

第6章:「自前で構築」という選択肢の現実

「クラウドSaaSが使えないなら、OSSで自前構築すればいい」という発想は自然です。実際に、scrumblr・WBO(Whitebophir)・ourboardなどのOSSを自社サーバーで動かしている組織も存在します。

OSSのメリットはライセンスコストがかからない点と、ソースコードを確認できる透明性にあります。データを完全に自社サーバー上に置けるため、情報漏洩リスクの観点では理にかなっています。

ただし、実際に運用に入ると複数の問題に直面します。まず機能の限界です。scrumblrはシンプルな付箋ボードとしては使えますが、文字数制限があり複雑なワークショップには対応しきれません。ourboardはMiroに近い操作感を持っていますが、開発が始まったばかりのプロジェクトであり、長期の本番運用には不安が残ります。

次に保守とセキュリティ対応のコストです。OSSは継続的にメンテナンスしなければ、脆弱性への対応が遅れます。社内エンジニアがセキュリティ状況を常時モニタリングするコストは、見かけ上の「無料」を相殺するほど大きくなる場合があります。

そしてエンタープライズ向け管理機能の不在も課題です。SSO連携・詳細な権限管理・監査ログ・メンバーの一括管理といった機能は、OSSのホワイトボードには基本的に存在しません。数人のチームなら問題なくても、50〜100人規模の組織になると運用が破綻しやすくなります。

「データを自社環境で管理したい」という要件はOSSで満たせても、エンタープライズとしての機能・サポート・保守体制を含めると、OSSだけでは補えない領域が出てきます。

第7章:Boardmixのプライベートデプロイという選択肢

MiroもFigJamも使えない。OSSでは機能が足りない。そうした状況に対して、現実的な選択肢の一つになっているのがBoardmixのプライベートデプロイです。

boardmix

Boardmixとはどういうツールか

Boardmixはホワイトボード・マインドマップ・フローチャート・ER図・UML図・組織図・スクラムボードなど、チームコラボレーションに使う機能を広くカバーしたツールです。付箋によるブレインストーミングから、エンジニアが使うダイアグラム作成まで、業務の種類を選ばずに使えるように設計されています。AI機能もツール内に統合されており、マインドマップの自動生成やフローチャートの作成なども可能です。

機能の幅はMiroと近い水準にあり、UIはシンプルで学習コストが低い点も特徴です。テンプレートも用意されており、使い始めに迷うことはあまりありません。

プライベートデプロイで何が変わるか

Boardmixが他のツールと大きく異なる点は、社内ネットワーク・プライベートクラウド・パブリッククラウドのいずれにも展開できるという点です。データの保存先を企業側で完全にコントロールできるため、「クラウドへのデータ転送不可」というポリシーを持つ組織でも、本格的なホワイトボードツールを導入することが可能になります。

具体的には以下の環境に対応しています。

社内ネットワーク(イントラネット)への展開:インターネットに接続しないクローズドな環境で運用します。外部からのアクセスを物理的に遮断できるため、最もセキュリティ要件の高い組織に向いています。

プライベートクラウド:自社専用のクラウド環境にBoardmixを展開します。他の企業とリソースを共有しないため、マルチテナントのSaaSサービスとは本質的に異なるセキュリティレベルを確保できます。

パブリッククラウドへの展開:AWS・Azure・Google Cloudなど、すでに社内で採用しているクラウド基盤の上にBoardmixを構築します。既存のクラウドセキュリティポリシーや監視体制をそのまま活用できます。

インフラ構成はシングルノードからクラスタ構成まで対応しており、小規模なチームから数千人規模の大企業まで対応できます。

企業向けの管理機能

プライベートデプロイ版には、エンタープライズとして使うために必要な管理機能がそろっています。

データダッシュボードでは、チームの利用状況・アクティブなボードの数・メンバーの行動履歴を管理者が一元的に把握できます。専用ドメインでは自社のURLでツールを運用でき、社員からは「社内ツール」として認識されます。アセット引き継ぎは、退職・異動時にボードやファイルの管理権限を別メンバーへ安全に移行する機能です。

権限管理・コントロールでは、部署・役職・プロジェクト単位で閲覧・編集・管理の権限を細かく設定できます。メンバー操作ログでは、誰がいつどのボードにアクセスして何をしたかを記録できます。内部統制の要件やコンプライアンス監査への対応に直結する機能です。このほか、企業ライブラリ(全社共通テンプレートの管理)・メンバー管理(一括でのアカウント管理)など、組織規模での運用を想定した機能がそろっています。

既存システムとの連携

Boardmixのプライベートデプロイは、社内の開発管理システムやDevOpsプラットフォームとの連携も考慮されています。SSOについては、Active DirectoryやLDAPとの統合に対応しているため、既存のID管理インフラとそのままつなぐことができます。またBoardmix SDKを使えば、自社開発のWebアプリや社内ポータルにBoardmixの機能を組み込むことも可能です。

第8章:Boardmixプライベートデプロイの導入フロー

Boardmixのプライベートデプロイは、専任担当者がサポートする形で導入が進みます。社内提案の際にイメージしやすいよう、流れを整理します。

STEP 1|要件ヒアリング:チームの規模・インフラ環境・セキュリティポリシー・必要な機能・スケジュールなどを担当者と一緒に整理し、初期プランの提案を受けます。

STEP 2|技術検証・コンサルティング:専門スタッフが技術的な実現可能性を確認します。サーバー仕様・ネットワーク構成・既存システムとの連携要件をもとに最適な構成を提案し、「シングルノードで十分か」「既存のLDAPとの接続に問題はないか」といった技術課題を事前に洗い出します。

STEP 3|導入検証とお引き渡し:実際に環境へ展開し、動作確認とデバッグを丁寧に進めます。IT部門が独力で対応する必要はなく、担当者が並走してサポートします。問題なく動作することを確認した上で本番環境での利用を開始します。

STEP 4|アフターサービスと定着支援:導入後のオンライン研修や運用サポートも提供されます。「ツールを入れたが誰も使いこなせていない」という状況を防ぐための支援として、活用促進のサポートを受けることができます。

boardmixのプライベートデプロイ

第9章:情報システム部門向け 導入前チェックリスト

ツールの選定を社内で進める際に、IT部門や情報セキュリティ担当者が事前に確認すべき事項を整理しました。稟議書の作成や情シスとの初期確認に使えます。

データ・セキュリティ要件

  • [ ] 扱うデータの機密レベルを整理する(公開可 / 社内限定 / 機密・極秘)
  • [ ] 海外サーバーへのデータ転送が社内ポリシー上許可されているかを確認
  • [ ] 個人情報保護法・業界固有の規制(金融商品取引法・医療情報ガイドライン等)への対応要件を確認
  • [ ] データの国外移転に関する社内審査プロセスを把握する

インフラ・技術要件

  • [ ] オンプレミス・プライベートクラウド・パブリッククラウドのどれが自社に適しているか判断する
  • [ ] サーバーデプロイの場合、必要なスペック(CPU・メモリ・ストレージ)を確認する
  • [ ] 既存のID管理・SSO(Active Directory / LDAP等)との連携要件を洗い出す
  • [ ] 監査ログの保存期間・出力形式など、コンプライアンス要件を確認する

運用・ライセンス要件

  • [ ] 初期の利用ユーザー数と将来的な拡張規模を見積もる
  • [ ] 管理者・一般ユーザー・ゲストユーザーの区分と権限設計を決める
  • [ ] 全社一斉展開か部署単位のパイロット導入かを決める
  • [ ] 日本語でのサポート体制があるかを確認する
  • [ ] 導入後の研修・定着支援が提供されているかを確認する

まとめ

MiroとFigJamはいずれも完成度の高いホワイトボードツールです。クラウド利用に制限のない組織であれば、用途に合わせてどちらかを選ぶのは合理的な判断です。全社横断で幅広く使うならMiro、Figmaを使っているデザインチームの作業を拡張するならFigJamという使い分けがわかりやすい基準になります。

ただし、日本企業のセキュリティ要件という観点では、どちらも「データを自社管理下に置く」という要件には対応できていません。データの保存先・操作ログ・プライベートデプロイという条件が必須になる組織では、ツールの機能比較より先に、この制限を確認する必要があります。そうした要件がある場合に現実的な選択肢になるのが、Boardmixのプライベートデプロイです。まずは自社のデータポリシーと業界規制を確認した上で、選定基準を決めることをお勧めします。

関連リンク(参考)

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