達成したいこと
その人が何を、どのような状況で、どんな制約のもとで達成しようとしているかを書きます。プロダクトの判断につながる具体性を持たせましょう。
Boardmix · リサーチとデザイン
調査メモから、誰のために設計するのかを明確に。目標、行動、困りごと、それを裏付ける根拠をまとめ、チームと人物像を磨き上げましょう。
ワークスペースを開き、ボードを作成するか、テンプレートを選びます。

役立つユーザーペルソナは、繰り返し見られるニーズや行動のパターンを表します。価値を生むのは、その背景にある調査です。素材写真、創作した経歴、長い属性リストではありません。
その人が何を、どのような状況で、どんな制約のもとで達成しようとしているかを書きます。プロダクトの判断につながる具体性を持たせましょう。
現在の手順、工夫していること、障害を示します。一般的な「不満」を並べるのではなく、なぜその困りごとが重要か説明しましょう。
メモを、それが裏付けるパターンと結びつけます。未解決の問いや仮説を明記し、説得力のある人物像だけで調査を代用しないようにします。
この架空の例では、調査資料が役立つプロフィールになる過程を示します。インタビューのメモは説明用の例であり、Boardmixの顧客調査の結果ではありません。
「先月の注文をコピーしてから、棚を見て残っているものを確認します。」
メモ例 P01 · 消耗品の定期購入
「経理の人が不在だと、注文が承認待ちなのか、承認済みなのかわかりません。」
メモ例 P02 · 承認時の引き継ぎ
「備品を買うのは、新しいオフィスを開くときだけです。」
メモ例 P03 · 不定期に行う別の購買業務
P01とP02からは、再注文と承認の流れが見えます。P03は異なる購買パターンです。すべての参加者を一つのペルソナに無理にまとめないようにしましょう。
ペルソナ例 · 消耗品の定期注文
在庫の確認と経理の承認を調整しながら、オフィス用品を再注文する。
オフィスの在庫が切れる前に、承認済みの注文を用意する。
前回の注文を基に数量を調整し、承認状況を確認する。
前回の数量が今回も適切とは限らず、承認の引き継ぎ状況も見えにくい。
数量を確認、編集でき、承認状況も明確な再注文リスト。
在庫の確認方法、緊急注文への対応、スマートフォンでの作業方法。
P01は再注文のパターンを、P02は承認の問題を裏付けます。提案した画面は、追加の調査で検証しましょう。
| 元のメモ | ペルソナに見られるパターン | 設計への示唆 | 次に確かめること |
|---|---|---|---|
| P01:前回の注文をコピーし、在庫を確認する | 数量を調整しながら繰り返し購入する | 前回の注文品を確認、編集しやすくする | どの数量が、なぜ変わるのか? |
| P02:承認状況が見えない | チーム間の引き継ぎで状況が不明になる | 誰が注文を処理していて、次に何が起こるか示す | 購入担当者に伝わる承認ステータスは何か? |
| P03:オフィスの備品を不定期に購入する | 購入頻度と背景が異なる | 今の段階では別のグループとして扱う | 不定期の購入者には別の手順が必要か? |
実際の判断にペルソナを使う。 再注文画面を考えるなら、Jordanのプロフィールからは、新商品フィードを目立たせるより、数量の編集と承認状況の表示が重要だと考えられます。これは検証すべき設計仮説であり、実証された事業成果ではありません。
プロフィールと元の資料を近くに置き、チームが記述の根拠を元の文脈までたどれるようにしましょう。
ワークスペースでボードを作るか、下のペルソナテンプレートを確認し、コミュニティページの「Use this template」から利用します。
匿名化した観察結果、インタビューの抜粋、関連する背景情報を加えます。個人情報を出さずに出典をたどれるよう、資料のIDを残しましょう。
似た目標、行動、困りごとをまとめます。焦点の定まったプロフィールを書き、矛盾する根拠も残し、調査が必要な仮説を明記しましょう。
デザイナー、リサーチャー、プロダクト担当者に、ペルソナによって何が変わるか問いかけます。コメントに疑問を残し、新しい根拠に合わせてプロフィールを更新しましょう。

プロフィールカードだけで終わらせない
人物像だけでは答えられない問いには、 チームでの調査分析 や カスタマージャーニーマップ を活用しましょう。
適切な始め方を選ぶ
整理するメモがあり、プロフィールを磨きたいときは、このペルソナ作成ツールを使いましょう。最初の構成が必要なら、 AIペルソナ生成ツール で下書きから始められます。
AIが生成した目標、発言、属性は、インタビューの根拠にはなりません。生成された仮説を観察結果と分け、調査が進むにつれて置き換えるか削除しましょう。
ユーザーの目的、状況、目標、関連する行動、困りごと、そのパターンを裏付ける調査を含めます。年齢などの属性は判断に影響するときだけ加えましょう。すべての欄を創作で埋めず、不確かな点も示します。
ユーザーペルソナは、製品を使って目的を達成することに焦点を当てます。バイヤーペルソナは、製品を評価し、購入することに焦点を当てます。購入者と利用者は異なる場合があるため、必要に応じて目標や判断基準を分けましょう。
調査で、設計に影響するほど異なる目標、行動、制約が見つかったときに、別のペルソナを作ります。インタビュー参加者ごとに作ったり、一つの行動パターンを年齢や肩書だけで分けたりする必要はありません。
はい。適切なアクセス権限でBoardmixのボードを共有し、プロフィールの編集、背景情報の追加、コメントでの議論ができます。チームに適した ワークスペースとプランの上限 もご確認ください。
プロフィール、調査メモ、設計上の問いを、一つのビジュアルワークスペースにまとめましょう。